2022年年初ご挨拶

  冬期オリンピックが開催されました。日本全国の人たちが選手たちの努力を称え、真剣な眼差しに心を打たれたことでしょう。1スポーツファンとして、コロナに負けない開催を楽しみにしていました。

 勉強とスポーツには共通点が多いと思います。上達までの過程やライバルたちとの競争、自分の中の甘い気持ちとの戦いなど全くと言ってよいほど同じです。そして、努力の末に得られる達成感も似たようなものがあります。また、目標に向かって頑張っている姿が周りの人たちに対し感動を与えてくれる点も共通していると思います。 

 オリンピックに出るようなスポーツ選手は日頃から人一倍の努力を重ねていることでしょう。だからこそ、テレビに映る選手たちは輝いて見え、応援している人たちの心を惹きつけるのだと思います。選手たちは応援者の心の中でヒーローとなり、ヒーローたちの活躍をとても誇りに思います。

 

 塾講師という職業は生徒たちの努力に接する機会の多い仕事です。目標に向かい真剣に努力をする姿は多くの感動を与えてくれます。自分で決めた目標達成のため、苦しみながらも頑張り続けた生徒が沢山いました。私の中ではこの生徒たちはオリンピック選手たちと比べても全く劣らない立派なヒーローです。努力を惜しまず、活躍する姿を誇りに思います。子どもたちは可能性の宝庫です。これからの未来においてどのような活躍をしてくれるのか、考えるだけで気持ちが高まります。Σ塾は生徒を集めることが目標ではなく生徒を育てることが目標に38年目を迎えます。これまでやってきたことを認めていただける生徒や保護者の方にこれからも力を尽くしていきたいと思います。

 今年も新入塾生を迎える時期が迫ってきましたが、○○塾より当塾の方が優れているというような虚しい文言は38年間一度も考えたことも伝えたこともありません(実績だけは伝えていますが)。

 生徒募集でそんな言葉で生徒を集めて接するより、生徒の将来の可能性を広げるために、当塾に通ってくれる子どもたちが一日一日を無駄にすることなく、輝く時間を過ごしてもらいたいです。そのためにもΣ塾では講師が一丸となり、熱意あふれる指導を心掛け(つい厳しくなることもありますが)、常に親身に生徒をサポートしていきます。生徒の目標達成のために努力を惜しまない講師でありたいと考えています。

  

 未来への希望を胸に、皆で努力をし、称え合う。この一年間、共に成長し大きく輝きましょう。

シグマ塾 塾長 新山賢三 


今、教育の一翼を担う塾経営のモラルが問われています

 本日以下のようなニュースを見ました 大手学習塾「臨海セミナー」を運営する「臨海」(神奈川県横浜市)に対し、同業他社が業務改善などを求める申入書を送付していたことが2020年12月8日、関係者への取材で分かった。 「モラルに欠ける行為と言わざるを得ません」 申入書によれば、臨海セミナーでは塾生から「『学校の友人の中での成績優秀者』の名前・塾名・志望校など」の個人情報を聞き出し、それをリスト化している。掲載された成績優秀者には、塾生を通じて模試やアンケートを渡し、模試や講習などの申し込みにつながれば、塾生は金券類がもらえる。  こうした手法に対し、申入書は「個人情報の利用目的を明確に告げていない点、相手の生徒及び保護者の同意を得ることなく、挙げられた情報を蓄積している点で違法の可能性が高いといえます。生徒を導く立場にありながら、法的知識の不十分な未成年の生徒を、違法ともいえる個人情報収集に利用しているという点においても、極めて問題があるものと思料します」と強く非難する。  以上のような内容でした。庄原にも生徒にお金を渡して生徒を勧誘するような塾が存在しないことを願うばかりです。 当塾はどんなデマや中傷にさらされようとも、あえて反論することなく35年以上黙々と、当塾を希望していただける生徒や保護者の方のためになることを、やってきたと自負しております。上記のような塾がなくなることを切に願っています。


加湿器等を導入しました

2020年12月10日

新型コロナ感染症予防対策として加湿する、消毒する、換気するを徹底するために、本日より両教室に加湿器を導入しました。

新型コロナウィルスの拡大影響による開講時間変更お知らせ

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5月からの開講時間はこちらをご覧ください
シグマ塾2020年5月~開講時間.pdf
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各学校では分散登校から通常の始まろうとしています。一方でコロナウイルスの第2波が懸念されています

シグマ塾では、学校やコロナウィルスの状況を鑑みながら通常の時間割に戻そうと思っているところです。

このまま順調に感染の拡大が認められなければ、6月8日(月)から通常の時間割に戻そうと考えているところです。

また、通常の時間割を開始する際は、事前に生徒の皆さんにお伝えいたします。今しばらくこのままの時間割での登塾にご協力ください。

令和2年5月28日 シグマ塾



定期テスト結果

令和2年度庄原中学校2学期末間試験の結果です!

 英語数学とも80点を大きく超える結果となりました。

 一人ひとりの成績の分析をしたシートをお渡ししています。生徒一人ひとりの得意な分野、伸び悩んだ科目などを話すことで、生徒さんのやる気に代わっていきます。いろいろな勉強のお話のきっかけになればと思っています。ご活用下さい。

 

  英語 数学
  平均点 最高点 平均点 最高点
中1 90.0点 94 93.0点 100点
中2 84.9点 100点 88.9点 99点
中3 89.8点
97点 91.2点 97点


勉強の目標

11月を迎えようとしているこの時期、見渡すと、畑では玉ねぎの植え付けが始まっています。教室では、今年もカメムシ君が、毎回登場して結構な騒ぎになっています。私はというと注意してたつもりでも風邪をひいてしまいました。あれやこれやでバタバタしていますが、講義の方はしっかりやらせてもらっています。遅くなりましたが、中間試験結果が出そろいましたので、報告させてもらいます。今回も前回に続き英語・数学とも全学年平均が80点以上となっています。平均が80点以上と簡単に言いますが、ほとんどすべての生徒に力をつけてやらない限り達成できる点ではありません。日頃のΣ塾の講義のすごさを実感してもらってもいいと思います。今回だけではないところも褒めてやってください。たまには講義とともに指導力の素晴らしさの自慢をさせてもらってもいいだろうと思っています。

 

勉強の目標は単に点数を取って自信をつけることだけではなくて、勉強の苦しさに耐えて頑張ったという気持ちが残ることが大切なんです。辛く苦しい勉強に負けなかった子供は、将来社会に出ても何事にも打ち勝つ気持ちが養われると思います。Σ塾は成績を誇るだけでなく、指導や講義を通して勉強に負けない子供を育てているという思いがあります。

 

これからもシグマに通ってくれる庄原の子供たちが、どこに出ても負けないような学力と気持ちを伸ばしていってやりたいという思いで講師とともに頑張っていきますので宜しくお願い致します。


入試シーズン到来

ちらほらと生徒が風邪で休むようになりました。これからの風邪の流行を気にかけつつ、講義を行っているところです。

 

 「英検」が今、注目されています!最近、入試に際し英検資格取得者に対して、さまざまな優遇措置を設ける高校、大学が増えてきたことが受験生や保護者の注目を集めています。英検資格取得者には、入試の点数に加算されたり、合否判定に際し優遇されたりという特典が与えられています。この傾向はますます強まる方向にありますので、早い時期から英検取得に対応出来る英語学習を始めることは進学を考えたとき非常に有利になります。

 

 これからは、英検や数検などが重要視されて、合否に大きな影響を及ぼす時代になるようです。当塾では30年来、英検などに力を注いできました。合格へと導く講義には自信を持っています。検定を希望する生徒への特別クラスも用意し、結果も出てきています。教科書だけでは得られない内容も多々含んでいます。

 

いよいよ入試シーズンが本格化します。既に大学合格者も出ています。本年度も全員合格を目指して熱い講義を英・数ともやっていきます。

これからもご支援のほどよろしくお願いします。

 

最後に

素直忍耐努力この3つが揃ってる生徒は必ず伸びています。

成績のいい生徒を、人は簡単に頭がいいからと言います。でも、本当は、出来る生徒は必ずこの条件を備えて頑張ってる生徒です。

2019/10


優しさという字

高校の中間試験が終わって中学の中間試験の時期が来ました。提出する課題は済ませましたか?

 

 長年塾をやってきて、少し気になってることがあります。庄原中学生は1年の時は素直な生徒が多いのですが2年、3年になるにしたがって心が荒れてくる生徒が多くなってきます。成長のせいだと思ってきたのですが、それだけではない庄原中学独特の要因が潜んでいる気がしてなりません。心が荒れてくると色々大事なものが見えなくなっていきます。そのことを最近少し危惧しています。

 

 そこで本日の話題は「優しさ」という漢字の成り立ちについてのお話しです。優しいという字は「人」の横に「憂い」が立っている。「憂い」とは悲しみ、なげき、心配、わずらいとあり、心が嘆き悲しむことを表現した言葉です。人のために心に涙できる人。また、自分自身が悲しみを知っている人。そういう人が、初めて人に優しくできるんです。真の優しさを持つ人とは、悲しみを知る強い心を持っている人のことをいうものです。人の痛みをしっかり受け止められる人だけが「優しい人」という称号を得られます。

 

 私たち、塾人は常に生徒さん、保護者様の横に立ち、生徒の心の痛みを感じ取れる者でなければならないと、日々自身に問いながら講義を進めていかなければならないと思っています。

 

追伸全体的には講義に支障の出るような事象はありません。只、勉強をやらせれてると考える生徒が近年極端に増えています。ある本に勉強しない人は、自分は世の中の役になんかたちたくない、自分さえよければいいと思ってる人だと書いてあるのを読んだことがあります。それが正しいかどうかは別にしても、説得力のある意見だと思います。勉強という手段を通じて、素直で人のことを思いやれる人になっていって欲しいと、一介の塾講師ですが考えながら進ませてもらおうと思っています。自分自身を磨きながら・・


いつかくる〇〇になりたいの日のために

毎日、梅雨空でスキッとしない日が続きますが。いかがお過ごしでしょうか。体調を崩す生徒も何人か出た6月でしたが、目の前に期末テストを控え塾ではその対策に全力を投入してきました。例えば、中2クラスでは、毎週水曜日に1時間無料で、数学の先生が補習もしてくれました。試験の後で「先生、試験できたよ」って教えてくれる生徒も何人かいました。その言葉が私共の支えで、日々講義をさせてもらっています。各クラスでは補習などで毎日のように塾に来てる生徒もいますが、しんどいとか一言も言わないでやってくれてるのが頼もしいです。時間をかけてがんばってやってできた時のうれしそうな顔は見てて本当にいいものです。こういうふうに苦しいことから逃げずにやって達成した爽快感を味わった生徒は少しのことで弱音を吐かなくなります。それが1番大切なことだと考えています。一人一人、体力や性格などで生徒によって耐えられる限界が違います。それを見極めながら少しでも高めてあげたいと日々奮闘しています。ところで塾では期末試験が終わると夏休み中の夏期講習の日程をみんなで決めます。(7月10日前後に決定しようと思っています。)中1生は初めての講習でとまどうかもしれませんが大事な時間なので一緒にがんばりましょう。保護者の方は、できるだけ早くお子様たちに、夏の予定を伝えておいていただければと思います。

生徒がいつか、「OOになりたい」

って思ったときにそれになれるよう、選択肢を増やしておいてあげたい。

選択肢を増やす方法には、体を鍛えるとか専門技能を磨く、とかもありますが

たまたま役に立てる勉強・学力において、未来の岐路に立った生徒の可能性をより広がった

ものにしてあげたい。そのためのお手伝いをしたい。

こう考え、日々生徒やシステムと誠心誠意のやりとり(ときどき闘い)をしています。

今後ともよろしくお願いいたします。


シグマタイムズ

中学中間テストの結果がでました、 中1英語 庄原中学校1年生で英語100点が5人中4人がシグマ塾の生徒でした。(生徒による情報)

 

 中3英語 庄原中学校3年生英語 90点以上が7人中)5人がΣ塾生でした。(生徒からの情報です。)

中2生からの報告はありませんので不明です。

 

 

参考までに、今回の中3の英語の学校平均は 50 点台、数学は 60 点台だったようです。

中3 クラスの生徒で今回飛躍的に成績の上がった生徒がいます。 A君は2年の時は授業の 妨げになるような生徒でした。こちらとしては、ぎりぎりまで辛抱したあとで、塾をやめる ように伝えたこともあるのですが、必ず心入れ替えて頑張るからということで、続けてもらうことにしました。それからは、本当に人が変わったように授業に集中して講義を受けるようになりました。

 

 2年の時は 60 点取るのが精一杯だったのですが、今回 5 教科全部 80 点以上を取り、クラ スで最下位に近かったのに今回上位となりました。

過去にもこういう生徒が何人かいますが、これが塾をやっていて最高の喜びです。自分は頭が悪くてできないと思い込んでる生徒が毎年多くいます。その子たちの心を変えさせてで きる喜びを伝えることが、塾をやってきて1番の喜びです。成績があがると不思議に態度、 言葉使いまで変わってきます。 そんな生徒をこれからも一人でも多く指導していきたいと思っています。

何回も身内を褒めるのもどうかと思いますが、2 年前数学の先生が代わって、中村先生に指導を熱心にしていただいているのも全体がレベルアップした要因だと思います。 どの英数の講義は、本当に自慢できるものと自負しています。これからも、本物の講義を展開していきますのでよろしくお願いいたします。

 

 

【中高一貫校対策クラスの保護者の方へ】

 

 現在、分数計算、次は割合の求め方となります。算数クラスのようですが、中高一貫校の試験にはグラフを読み取って答えさせる問題が多くあります。その問題の中に複雑な分数計算 や割合の求め方を要求されますので、もう少しの間、算数の授業となります。割合の求め方 の講義が終わり次第、中高一貫校対策クラスらしい講義内容となります。5年生でありなが ら6年生の算数の講義を行いますので、わからないとかいうこともあると思いますが、講義を信用して、辛抱強く待っていただけたらと思っています。

2019/6/19


シグマタイムズ

10日後からいよいよ、中間テストがスタートします。万全の準備をしようと、毎年心が けてはいるのですが、なかなか完全にはいかないのが実情です。良い結果報告ができるこ とを願って最後までがんばります。

5月は各学年とも、授業はほとんど問題なく行えました。中学3年生は特に、宿題をやって くる生徒が増えました。家庭でのご指導のおかげだと感謝しています。

私事で恐縮ですが、ひょんなことから野菜作りをはじめて9年目になりました。 今、キュウリ、トマト、ナスなどが最盛期を迎えようとしていますが、肥料のかげんの難し さに、悩まされています。特に肥料や水のやりすぎはよくないことに、やっと気づきつつ あります。最初は、肥料や水をやればそれだけ育つものと思い込んでいました。

野菜作りをやって、自然から大きな教訓を得た気がします。自然は、手をかけすぎるこを 拒否することがあるし、マイナスにすらなるということを教えてくれます。生徒を育てて いく上で最近よく、このことを考えるようになりました。

 

 

話は変わりますが 昔むかし?私が学生だったときのことです。ある授業で小論文の課題が出ました。

(1) 過去は変えられる。 (2) 未来は変えられない。 いずれかの立場に立って、自分の主張を述べよというものでした。 

 

 私は迷わず (1)を選択し、「現在に生きる人の記憶すべてが現実と異なるものに書き換 えられれば過去は変わる」と論を展開し、教育の重要性を説きました。自信作でした。後 日、(1)と(2)のそれぞれひとつずつ、良かったものが教授によって読まれました。(1)で 選ばれたのは私のものでした。思わずガッツポーズでした。これを超えられるようなもの を、他人が書けるわけがないと正直、私は思っていました。今考えれば、鼻持ちならない高慢チキヤローだったと自分でも思います。

ところが、次に読まれた(2)の論文に、私は大きな衝撃を受けます。というか、おっさんになった今でも鮮烈に内容を覚えていて、しかも、影響を受けつづけています。一人の同年代の 学生が書いたものです。上には上がいるということを思い知らされました。あの若い時期 に高い鼻をへし折られたのは、とても良い経験だったと思います。

その論文の要旨はこうです。「未来は変えられない。私たちに変えられるのは生きている 今だけだ。」確かにそうです。まったくそのとおりではありませんか。だから、今を大切に 生きることには、とても重要な意味があるということです。昔、林修先生が「今でしょ!」をはやらせたときも、最初に思い出したのはこの学生時代の思い出でした。

 

 

走るとき、地面に力を伝えることができるのは、足が地面についているときだけです。そ の一瞬に力を込めることで私たちは体を前に進めます。ペースを上げるにはその一歩一歩

それぞれにより強く力を込めるしかありません。変えることを許された毎日にしっかりと 一足をつけ、日々、力をこめて生きていくことで、私たちは前に進んでいくことができます。

人間の足は、前に進むことしかできないようになっているのも、改めて不思議に思います。

テレビでは毎日、楽しいバラエティーやドラマが流れ、漫画やゲームにあふれる平和で豊かな生活が続いていきます。しかし、借金まみれのこの日本という国が、近い将来沈みゆく巨大な船ではないと、はたして言い切れるのでしょうか。日常的に世間に流れている「このままで大丈夫」というシグナルに素直に従うべきか、一度ぐらいは真剣に疑ってみても 良いと思います。

分からないからといって、今を動き出さず手遅れになることは避けたいものです。もし 本当に分からないのなら、迷わず分かる人に聞くところからはじめれば良いのです。分かる人がやっている、またはやったようにやればいいのだと思います。未来が変わるとすれば、それはあなたが「今」する選択と行動によってのみです。

 

 

「今、勉強をしておくべきか」ということに限って言えば、それは絶対にやっておいた方が良いと思います。勉強をして損をしたという塾の卒業生の声はほとんど聞きませんが、 もっと勉強をしておけば良かったという卒業生は、とてもとてもたくさんいるからです。

君たちが思っている以上に、大事なテストが始まります。お互いに後で悔いのないように、 全力で立ち向かいましょう。

2019/6